祖父母の家の思い出。
私の父方の祖父母の家は
東北の田舎にある。
同じ県ではあるけれど、私が住んでいた所よりも南のほうだった。
昔ながらの蔵の家でトイレとお風呂が離れにあるような
昔の造りだ。
さすがに私が小学生の頃には母屋にもトイレはついていたが
お風呂は離れのままで、
母屋をでて石畳の道をとことこいった裏にあった。
泊まるのは夏休みだけなので、冬はどうしていたのか
覚えてないけれど、絶対寒いはず・・・・
夏は風呂上がりは涼みながら母屋へ向かうのが
気持ちよかったけど。
因みに母屋の夜は、かやをつって、縁側も全開で寝る。
今のご時世だとちょっと物騒なので、おちおち
安心して寝れない気もするが、
子どもだった私はその環境で
ぐっすりだった。
父母がいる安心感とそういう怖いという
概念すらなかった子ども時代、
たまにその頃にもどりたいなと思ったりもする。
今はこのお風呂はもうない。
3,11の震災で倒壊したから。。。
子ども時代の良い思い出。
でもいつかこの外風呂を復活させたいと
密かに思っている。