懐かしい風景。
田舎のばあちゃんち。
あまり記憶に残っていないけれど、
小学生の頃は、夏と冬に遊びに行っていた。
自分ちから40分ほど車で行く距離。
蔵造りで、店蔵では瀬戸物屋をしていた。
玄関も窓もあけっぱなし
クーラーもなく蚊帳をつって寝る。
お風呂は少し歩いた先の離れにあった。
おばあちゃんはいつも台所にいて、
ほとんど居間にいなかったので、
台所での後ろ姿ばかり思い出す。
子どもの頃は、おばあちゃんにお麩をもらい
池の鯉にえさをやったりしていた。
一人で、何人ものご飯を作っていた。
だいぶ早くに亡くなってしまい、
数年前に長年、放置されていたのを
レストランとして貸し出すので、
掃除し始めたら、ばあちゃんが
作った梅干しが出てきたと父が話していた。
それを聞いて、
ずんだ餅や梅干しなど
生きているうちにいろいろ
作り方教わっておくんだったなぁって
思った。
子どもの頃、お盆に
すり鉢で何かを擦っている
写真が残っている、
思い出せないけれど、
きっとずんだでも作ったんだろうな〜と。