和文化を愉しむ。
大人になるまで、
和文化はちょっと地味でテンションのあがらない存在だった。
子どもの頃、祖父母なども一緒に「味の民芸」に
うどんを食べに行くことがあり
和といえばその時のうどんの味と、そこの置いてあるお菓子と
薄くかかる日本風のBGMくらいの印象で、
この時ばかりは美味しい思い出だったからテンションがあがるけど
そのくらい。
大人になり、静かに落ち着いた雰囲気の和風の店
和モダンな宿、寺、神社、庭、和小物、和菓子などなど
和文化の良さに気がついた。
ずっと書道はしていたけれど、今書道をさせてくれた親に
感謝したいくらいだ。
大人になるまで気がつかないものの良さってある。
せりとか、春菊のおいしさと同じ。
なぜこんなに美味しいものに気がつかないのか?
子どもの頃はパスタ、ハンバーグ、カレー
シチューなどにはテンションがあがる。
けどおでんのおいしさには気がつけない。。
大人になるって素敵だな、年をとるって
いいなって思えるのはこういう事に気がつける時
今の私は日本のくらしが好きで、
すこしづつ民芸品を集めたいと思っている。
まずは料理道具、お茶の茶櫃など。
少しづつ愉しみながら。。。